生理食塩水バッグの利点と欠点

漏れやすいけど漏れても安心!?根強い人気の生理食塩水とは

豊胸手術の中でも、バッグ挿入法は一番人気が高いものですが、挿入するバッグには、大きく分けてシリコンバッグと生理食塩水バッグがあります。シリコンバッグの中にも色々な種類があり、現在では性能も高く、バッグの素材としてはこちらが主流となっています。

しかし、シリコンという人工物に抵抗のある方も多く、シリコンバッグより以前からある生理食塩水バッグにも根強い人気があります。生理食塩水というのは、体液と同じ浸透圧で、体液に理解組成の代用液です。本来は点滴や麻酔液を薄めるために使用されるものであり、身体への害が無いというのが大きな利点なのです。

生理食塩水バッグは数十年前にアメリカで開発されたもので、シリコン膜のバッグの中に生理食塩水を入れて膨らましたものです。シリコンの危険性の懸念から、シリコンバッグ同様禁止された時期もありましたが、すぐに安全性が認められました。今でも認可・不認可のものがありますが、米国マックギャン製のバッグが一番有名で、FDA(アメリカ食品薬品局)の認可・CEマーク取得・オーストラリア認可を受けており、一番信頼性が高いといえるでしょう。

生理食塩水のバッグは、空のバッグをバストに挿入後、生理食塩水をチューブで注入します。ですから、切開部分が少なくて済み、大きさや形を確認しながら注入出来るという利点があります。しかし、注入するためのバルブがあるため、そこから中身が流出しやすいという欠点もあります。とはいえ、生理食塩水は体内に吸収され、尿として体外に排出されるため、漏れても安心です。

また、生理食塩水バッグはシリコンバッグよりも固めで、見た目も不自然な場合が多いのがデメリットです。そして、寿命も短く、10年から15年程でしょう。破損するとすぐにしぼんでしまうため、見た目が明らかに変形してしまいますから、その点で早めの検診を受けることをおすすめします。

このように、素材的には安全性が高く安心ですが、除去や入れ替えが必須だということは、よく理解しておきましょう。そしてアフターサービスが万全で、信頼出来る病院を選ぶことが、生理食塩水バッグを挿入した際の最重要ポイントだといえるでしょう。

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