脂肪の再生による豊胸手術

脂肪を再生させれば生着率もアップ!最先端の豊胸手術とは

豊胸手術のひとつに、脂肪注入法がありますが、これに再生医療を施したものとして、脂肪幹細胞移植があります。脂肪注入法というのは、バッグ挿入法のように人工物を身体に入れることによる不安やリスクがなく、仕上がりも自然です。自分の脂肪を入れるので安心ですね。

しかし、脂肪というのは、血管から栄養分をもらい生きています。取り出したままの脂肪は血管が惹きはがされた状態なので、そのまま注入しても、すぐに再生されないまま死んでしまいます。そこで、脂肪を再生させ、注入後に高い生着率を上げる方法が脂肪幹細胞移植なのです。

脂肪にくっついている脂肪幹細胞は、新しい細胞に変化したり、血液を新生する働きがあります。この細胞を注入することで、脂肪を分化し、血管となってバストに生着してくれるのです。この脂肪幹細胞を培養移植する方法としては、生体内培養と生体外培養があります。

生体内培養の方法は、まず吸引した脂肪から遠心分離機によって不純物を除去し、濃縮された健全な脂肪幹細胞を抽出します。また、採取した血液から繊維芽細胞や血小板などの成長因子を抽出します。この2つと残りの脂肪を分散させてバストに注入し、バスト内で成長・生着させるのです。

生体外培養の方法は、少量の脂肪から脂肪幹細胞を、そして血液から成長因子を取り出し、約1カ月培養します。培養が確認出来たら、脂肪を吸引し、培養した脂肪幹細胞を加えてバストに注入します。つまり、脂肪幹細胞と脂肪を注入してから、バスト内で培養する方法と、培養させた脂肪幹細胞を脂肪に加えて注入するという方法の2つが、再生による豊胸手術というものなのです。

生体内培養の場合は、脂肪を吸引してすぐに注入出来るため、施術は一日で済みますし、異物混入のリスクも少なくて済みます。しかし、分散させて注入するためには高い技術を必要とします。生体外培養の場合は、脂肪の培養を確認してから注入出来る安心はありますが、培養するのに日にちが掛かることと、培養の為の無菌室等の設備を必要とします。

どちらにしろ、再生技術による豊胸手術は、往来の脂肪注入法とは違い、注入した脂肪の生着率が非常に高いため、石灰化のリスクはかなり軽減され、またバストのサイズダウンも少なくなりました。何より自分の脂肪による自然さと安心感は、バッグ挿入に比べてはるかに良いといえるでしょう。まだまだ未知の部分は大きいものの、再生による豊胸手術は、豊胸手術に迷う女性にとって、選択の余地が十分にあるものではないでしょうか。

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